よく寝てよく寝る

寿司と猫と布団が好きです

RailsGirlsTokyo 12th でコーチをしました

開催から結構時間が経ってしまいましたが、8/2, 8/3 に開催された RailsGirlsTokyo 12th でコーチをしました。

railsgirls.com

ペパボからは @kurotaky さん、 @shimoju さんと私がコーチとして参加しました。
私は RailsGirls 初参加 & 初コーチを体験していろいろと学びがあったので記録 & レポートも兼ねて書きます!

参加しようと思ったきっかけ

会社の先輩方が何人か参加しているのを見ていて参加したい気持ちはあったのですが、ビビりなのと教えることに対して自信がなかったので実際に参加するのは数年後かな〜という気持ちでした。
が、 11th 開催のときにその先輩方からの強いススメがあったので、「やるしかない!!!!!!!」という気持ちになって参加することにしました(ただ、 11th のときは申込み失敗して参加できなかった)

f:id:tsumichan:20190812235325p:plain

もちろん不安な気持ちとか「自分がコーチなんてできるのかな…」という気持ちはあったのですが、
とりあえずやってみないとわからんしやってみるか!!と飛び込むことにしました。
うまくいったら自信になるし、うまくいかなくても自分に足りない部分がわかるかもしれないのでマイナスになることはないから…と心を落ち着かせて行きました…

あと、私が趣味で Rails 触り始めた頃は独学でひとりぼっちでやっていて寂しかったので、
このイベントでみんなでワイワイ開発やることで Girls(参加者) のみなさんに楽しい!と感じてもらいたいなという気持ちもありました。

参加までの流れ

申し込み

Tokyo, 2nd & 3rd August 2019 でコーチ募集が始まった!というのを上司に教えていただき慌てて参加申し込みをしました。
11th の時「あとで参加申し込みやっとこ^^」と後回しにしたところ申し込み期間が終わってしまい参加のチャンスを逃した、という実績があるのですぐに申し込みました!!(大事
参加の意気込みという欄があったので、上述した「みんなでワイワイ開発して楽しんでもらいたい&自分も楽しみたい」という内容の意気込みをばーーーっと書きました。

数週間後、メールで「当日はよろしくお願いします!」という当選メールが来てめちゃくちゃ嬉しかったです。

素振り

当日を迎える前に、コーチが集まってチーム確認 & 顔合わせをしたり Rails Girls ガイドをみんなで確認する「素振り」に参加しました。
素振りの日程は2日あり、どちらかに参加できればOKとのことだったのですが、今回はほとんど全員が同じ日に素振りに参加できたのが良かったなと思います。コーチの自己紹介ほぼ全員分聞けたしたくさんの方とご挨拶できました!

コーチは全員で20名ちょいでしたが、私のように初コーチ参加という方が思ったより多かったなぁという印象でした。中には以前 Girls として参加しました!という方もいて驚きました。
複数回参加されているベテランコーチさんも何名かいらっしゃって、各チームにいい感じに配置されていて、わからなくなってもすぐに助けを求められる体制になっていて安心感がありました。

チーム確認と顔合わせをしたら、みんなで Rails Girls ガイド を確認していきました。ベテランコーチの方から「ここはこういう例を出すといい」「この部分はよくこういう質問をされる」といったアドバイスをいただけて参考になりました。

後日、そのときのアドバイスをもとに自分でコマンドや挙動を調べ直したりしました。自分が普段あまり考えずに打っているコマンドが何をやっているのか改めて理解することができたり、普段使わない scaffold がどういった挙動をするのかを理解できたので学びになりました。
あとは以前コーチ参加した上司から「サーバーって何?っていう質問とかされるからちゃんと答えられないようにしないと」と事前に聞いていたので、プログラミング全くわからない人に向けてどう説明したらいいかなというのを考えたり、
11th に参加した先輩が書いたブログを読むなど、しっかり準備して当日を迎えることができました。

当日!

1日目

1日目は夜からのスタートで、RubyRails のインストールをしました。
私が一緒に開発をした Girls の方は Go 言語で作られているアプリケーションの QA エンジニアとして働いている方だったので、プログラミング経験が全くないというわけではなく、私の拙い説明でもわりと伝わっていた気がします(と思いたい)
ガイドのとおりに進めていても躓くことがあったのですが、エラーメッセージで指示されたとおりの操作を行ったらちゃんとインストールできたのでよかったです!
他人のPCなので、「他人の環境壊しちゃったらどうしよう」とめちゃくちゃびびってました…

2日目

9:30という普段会社に行くよりも早い時間に集合し、提供していただいたスタバのコーヒーを飲みながら2日目がスタートしました!

最初はチームの方と自己紹介をして、それから1日目の続きをどんどん進めていきました。
コーチの方にもいろいろなバックグラウンドを持つ方がいましたが、Girls のみなさんもいろいろな目標・きっかけがあって参加している方がいて、聞いていてとても興味深く、面白かったです。

ガイドのおかげでとてもスムーズに進んだのですが、コードを書き換えたあと保存し忘れるとか、 config/routes.rb を修正したのにサーバーの再起動を忘れるとか、地味なところでハマっていました。が、その他に特に大きなトラブルはなく、あっという間に Heroku にアプリケーションをデプロイすることができました。Heroku にデプロイしたアプリケーションにアクセスして、画面が表示されたのを確認したときは「やった〜〜〜!」とふたりでめちゃくちゃテンション上がってました!!

聞かれた質問は、

  • Git と GitHub の違い
  • scaffold とはなにか
  • MVC のそれぞれの役割

などで、他はガイドを進めながら解説していくことで理解してもらえました。
一緒にやった Girls の方があまりにも飲み込みが早い方で驚きました…!!

アフターパーティ

アフターパーティでは、今回の「夏祭り」というテーマに合ったご飯をたくさん出していただきました!
焼きそばやチョコバナナが夏祭り感あってすごくよかったです。あと見た目がめちゃ可愛くて、さすが女子イベントだなって思いました(?)

同じチームの方とも、そうでない方ともお酒を飲みながらたくさんお話しをして、途中のスポンサーLTでペパボの紹介をさせていただいたりなどしました。(人前でしゃべるのは場数を踏まないとうまくなれないなと感じました…) 2日目ではじめましての方とも楽しくお話ししたり、エンジニアとして・女性としてのキャリアのお話をしたり、参考になる話をたくさん聞くことができました。

最後に

今回準備・運営してくださったオーガナイザーの @lime1024 さん、スタッフのみなさん、会場を提供してくださったクックパッドさん、
たくさんのアドバイスをくださったコーチのみなさん、本当にありがとうございました。

自己紹介をして明るい雰囲気で開発が始まり、
お昼にたくさんの種類がある美味しいお弁当で迷ったり、お昼はチロルチョコで盛り上がったり、
美味しいお酒を飲みながらお互いの不安や悩みを共有できたりと、最高なイベントでした。
コーチとして参加することができて本当によかったです。とてもいい経験になりましたし、次も参加したい!という気持ちになりました。
正直ここまで盛り上がって楽しいイベントだと思ってなかったので、想像を超える楽しさでした!!

あと、ゆくゆくは地方の RailsGirls にも参加したいと目論んでいます。 日本各地の RailsGirls に参加して、日本の RailsGirls イベントを盛り上げるお手伝いができたらなと思います。

次の RailsGirls も参加するぞ〜〜〜

おまけ:
今回同じチームだったりんご飴チームのみなさんです↓ f:id:tsumichan:20190813011607j:plain